c_top.png

2005年01月16日

スピルリナと妊娠

20代の独身女性の4人に1人がほぼ毎日、ビタミン剤などのサプリメント(栄養補助食品)を口にする一方、朝食をとる人は減少。農水省や農協でつくる「朝ごはん実行委員会」のアンケートで11日、こんな結果が明らかになリました。

「ほとんど毎日利用」が27・6%
「週に何回か利用」(13・4%)
「たまに利用」(29・0%)
全部合わせると、サプリメント利用者は70%に上るそうです。

妊婦さんも同様にサプリメントをとる人が多いようです。

この間も質問されました。

「これ飲んでるのですが、かまいませんか?」
≪スピルリナ≫と書いてあり、見ると特保マークがついています。特定保健用食品ならば食品なので大丈夫かしらと言いつつも、恥ずかしながらスピルリナって何?知らんしなあ?
などと考えていると、患者様は、「やめときます」とおっしゃいます。

気になるので調べてみました。

スピルリナ[英]Spirulina [学名]Spirulina platensis (ユレモ科) 

まず百科事典で調べてみました。

ラン藻綱ユレモ科の1属で、地球上に最初に出現した原始的な原核生物であるといわれ、その一つを顕微鏡で見ると、らせん状をしているので、ラテン語で「らせん」を意味するスピルリナと名付けられました。細胞糸が規則正しくらせん状に巻くことが特徴です。海にも生育するが淡水産の種類が多い。日本には約10種類の生育が知られています。
アフリカのチャド湖の北に点在する天然の炭酸ナトリウムを高濃度に含む小さい湖にはスピルリナの1種が大量に産し、土地の人はケーキにして食べる。
このラン藻は藻体の乾燥重量の45~49%に及ぶ多量の蛋白質を含み、光合成によって高い生産性を示す。
1970年代に紹介されて以来、その栄養面から注目を浴びた植物プランクトンであり、主にタンパク質やミネラルの優良な供給源として工業化されている。

国立健康・栄養研究所のデータベースで調べてみましたが、食物タンパク質、ビタミンB、鉄源として有効であろう ということくらいのようです。

そして安全性は
・重金属などの不純物がなく、また肝毒性のあるミクロシスチンが含まれていないスピルリナ種を摂取する場合、安全性が示唆されている。しかし、ミクロシスチンを含むものは肝毒性があり、摂取するのは恐らく危険と思われる。小児はさらに感受性が高いため危険である。従って検査されていない製品の摂取は全て避けたほうが良い。
・妊娠中及び授乳中の安全性については十分な情報がないため、摂取は避けたほうが良い。
・フェニルケトン尿症の症状を悪化させる可能性は否定できないことから、既往のある人は使用を避けること。

やっぱり妊娠中は避けた方がよい食品と言うことがわかりました。

投稿者 Dr.Michiko-Daimon : 2005年01月16日 13:28

コメント

c_bottom.png